Claude Code
2026.04.30

プログラミング不要!?ClaudeCodeで飲食店専用の予約管理ツールを自作する方法

プログラミング不要!Claude Codeで飲食店専用の予約管理ツールを自作する方法

プログラミング不要!Claude Codeで飲食店専用の予約管理ツールを自作する方法

「予約管理システムを入れたいけれど、既存サービスは高いし、うちの店の運用にピッタリ合わない…」
「エンジニアもいないし、自分でツールを作るなんて無理だろう…」

そう感じている飲食店オーナー・店長の方にこそ試してほしいのが、AIを使ったノーコード開発ツール「Claude Code」です。本記事では、プログラミングの専門知識がなくても、Claude Codeを使って“自店舗専用”の予約管理ツールを自作する手順を、できるだけわかりやすく解説します。

動画の内容をベースにしつつ、ブログ記事として読みやすい形に整理し直しているので、復習用・事前学習用のテキストとしても活用いただけます。


1. Claude Codeとは?飲食店オーナーにとってのメリット

1-1. Claude Codeは「AI付きの開発環境」

Claude Codeは、Anthropic社のAI「Claude」が組み込まれたクラウド上の開発環境です。ブラウザだけで利用でき、エディタ・ファイル管理・ターミナル・Git連携など、アプリ開発に必要な機能が一式そろっています。

従来の開発との最大の違いは、AIに指示を出すだけでコードやファイル構成を提案・生成してくれる点です。これにより、プログラミングの細かい文法やフレームワークの知識がなくても、対話を重ねながらアプリを形にしていくことができます。

1-2. 飲食店がClaude Codeを使うメリット

飲食店がClaude Codeを使って予約管理ツールを自作するメリットは次のとおりです。

  • プログラミング不要に近い形で始められる
    難しいコードを書く部分はAIがサポートしてくれるため、エンジニアがいなくてもスタートできます。
  • 自店舗の運用に合わせて柔軟にカスタマイズできる
    「電話予約とネット予約を分けたい」「ランチ・ディナーで枠を変えたい」など、細かい要件もAIに伝えることで反映可能です。
  • 既存の予約システムよりも低コストで運用しやすい
    月額課金のサービスをいきなり契約せず、まずは自作ツールで最低限の管理から始めることができます。
  • データの所在や管理ルールを自分たちで決められる
    スプレッドシートや自前サーバーなど、どこに保存するかも含めてコントロール可能です。

2. 飲食店の予約管理ツールで必要になる基本機能

AIに開発を手伝ってもらう前に、まずは「どんな予約管理をしたいのか」を整理しましょう。ここが曖昧だと、AIも正しくサポートできません。

2-1. 最低限おさえたい機能

一般的な飲食店の予約管理ツールでは、次のような機能が基本となります。

  • 予約情報の登録
    ・来店日時(例:2024/05/01 19:00〜)
    ・人数
    ・代表者名・連絡先(電話番号/メール)
    ・予約経路(電話/Instagram/Googleマップ/食べログなど)
    ・コースや席の希望(カウンター/テーブル/個室など)
  • 予約状況の一覧表示・検索
    ・日別・時間帯別の予約状況
    ・今日/今週の予約一覧
    ・名前や電話番号からの検索
  • 席数・テーブルの管理
    ・満席かどうかの判定
    ・席タイプごとの空き状況
  • キャンセル・変更の管理
    ・キャンセル履歴の記録
    ・人数変更や時間変更の反映

2-2. あると便利な発展機能

余裕があれば、Claude Codeを使って次のような機能も追加できます。

  • リマインドメール/LINEの送信
  • 顧客ごとの来店履歴・嗜好メモ
  • 売上との関連分析(何時台の予約が多いか、曜日別の傾向など)
  • Googleカレンダーなど外部カレンダーとの連携

最初から全部を実装しようとせず、「まずは予約登録と一覧表示だけ」のように機能を絞ると、短期間で形にできます。


3. Claude Codeの準備と基本的な使い方

3-1. アカウント作成とログイン

  1. Anthropic(Claude)の公式サイトにアクセスし、アカウントを作成します。
  2. ログイン後、メニューから「Claude Code」のワークスペースを開きます。
  3. 新しいプロジェクト(workspace)を作成し、「restaurant-reservation」など分かりやすい名前を付けておきましょう。

3-2. 画面構成の理解

Claude Codeの画面は大きく次の3エリアで構成されています。

  • チャットエリア:AIに指示を出したり、質問したりする場所
  • ファイルエリア:AIが作ったファイルや、自分で追加したファイルが一覧表示される
  • エディタ/プレビューエリア:ファイルの中身を編集したり、アプリをプレビューする

基本は、チャットで要望を伝え、提案されたファイルを確認・修正するという流れです。


4. Claude Codeに要件を伝えてプロトタイプを作る

4-1. 最初のプロンプト(指示文)の例

Claude Codeを開いたら、まずは次のような形で要件を日本語で伝えましょう

飲食店向けの予約管理ツールを作りたいです。
プログラミングには詳しくないので、できるだけ分かりやすく案内してください。

要件:
- ブラウザで使えるシンプルなWebアプリにしたい
- 予約の登録、一覧表示、検索ができればOK
- 項目は「来店日時・人数・名前・電話番号・予約経路・メモ」
- 将来的に席数管理やリマインド機能を追加できる構成にしたい

おすすめの技術構成と、ファイル構成の提案からお願いします。

このように、「何を作りたいか」「どんな操作をしたいか」を具体的に書くと、Claude Codeが適切な技術選定や構成案を出してくれます。

4-2. Claude Codeが提案してくる構成を理解する

例えば、Claude Codeから次のような提案が返ってくるかもしれません。

  • フロントエンド:HTML / CSS / JavaScript(もしくはReactなどのフレームワーク)
  • データ保存:最初はブラウザ内(localStorage)やJSONファイル。ゆくゆくはSupabaseやFirebaseなどのクラウドDBに移行可能
  • 構成例:
    • index.html:画面レイアウト
    • styles.css:デザイン
    • app.js:予約の登録・表示などのロジック
    • README.md:使い方メモ

内容が分からない場合は、そのまま「これは初心者でも扱いやすい構成ですか?もっと簡単にできますか?」と質問してOKです。AI側が、よりシンプルな構成や別の案を提案してくれます。


5. 予約管理画面を作るステップ

5-1. 画面イメージをテキストで伝える

次に、実際の画面イメージをClaude Codeに伝えます。例えば、

予約入力フォームと、下部に予約の一覧表が表示される1画面構成にしたいです。

フォーム項目:
- 日時(入力しやすい形にしてください)
- 人数
- 名前
- 電話番号
- 予約経路(プルダウン:電話・Instagram・Google・食べログ)
- メモ(自由入力)

登録ボタンを押すと、下の一覧に追加されるようにしてください。
一覧表は、今日とそれ以降の予約のみ表示されると嬉しいです。

この指示を受けて、Claude Codeはindex.htmlapp.jsを自動生成してくれます。生成されたコードは、エディタ部分で確認できます。

5-2. プレビューで動作確認する

Claude Codeには、作成したWebアプリをその場でプレビューする機能があります。画面上の「Run」や「Preview」ボタンを押すと、別タブ、もしくは画面内でアプリが起動します。

ここで、実際に以下を試してみましょう。

  • 適当な予約情報を入力して「登録」ボタンを押す
  • 一覧に正しく表示されるか確認する
  • 複数件登録した時の表示をチェックする

もし「ボタンを押しても何も起きない」「日時の入力が使いづらい」といった点があれば、そのままチャットでClaude Codeに伝えて修正してもらいます。

登録ボタンを押しても一覧に表示されません。
原因を調べて、初心者にも分かるように説明しながら直してください。

といった聞き方で十分です。


6. データの保存方法を決める:まずはブラウザ内から

6-1. 初期段階は「localStorage」でOK

自作の予約管理ツールでは、
「データをどこに保存するか」が重要なポイントです。

最初の段階では、ブラウザのlocalStorageに保存するやり方がおすすめです。

  • メリット:設定が簡単で、サーバーの用意が要らない
  • デメリット:PCを変えるとデータが見られない、バックアップが弱い

Claude Codeには、例えば次のように指示します。

予約データはブラウザのlocalStorageに保存したいです。
ページをリロードしても、登録済みの予約が一覧に表示されるようにコードを修正してください。

また、localStorageを使う理由と注意点も簡単にコメントとしてコード内に書いてください。

6-2. 将来的なクラウドデータベース移行も見据える

ある程度運用してみて、「複数端末から同じデータを見たい」「バックアップをしっかり取りたい」と感じたら、クラウドのデータベースを検討します。

その際も、Claude Codeに次のように相談できます。

この予約管理ツールを、将来的にSupabaseかFirebaseのようなクラウドDBに移行したいです。

- どちらがおすすめか
- 移行を見据えた今のコードの書き方

を教えてください。初心者向けに、段階的な説明でお願いします。

AIが、移行しやすい設計や、必要なステップを分かりやすく整理してくれます。


7. 実運用で使いやすくするためのカスタマイズ例

7-1. 検索・フィルタ機能を追加する

予約件数が増えてくると、検索やフィルタ機能があると便利です。例えば、

  • 日付で絞り込み(今日/明日/今週)
  • 予約経路(電話/Instagramなど)でのフィルタ
  • 名前・電話番号の部分一致検索

これも、テキストでClaude Codeに要望を伝えればOKです。

一覧表の上に検索フォームを追加してください。

- 名前 or 電話番号でのキーワード検索
- 予約経路(すべて・電話・Instagram・Google・食べログ)のプルダウンフィルタ

を付けたいです。UX的に分かりやすいUIも提案してください。

7-2. 席数管理・満席判定を追加する

飲食店ならではの機能として、「席数管理」も自作ツールに組み込めます。

  • 店舗の総席数(例:30席)を設定
  • 時間帯ごとの予約人数の合計を自動計算
  • 残席数を表示し、一定以上なら「満席」表示

このようなロジックも、数式レベルの説明でAIに伝えれば、実装を任せることができます。

店舗の総席数を 30席 として管理したいです。

- 予約の日時は1時間単位で管理
- 各時間帯の予約人数の合計を集計
- 残席数が0以下になったら、その時間帯は「満席」と表示

という仕様を追加してください。
初心者でも後から数値を変更できるよう、設定値はコードの冒頭にまとめてください。

8. Claude Codeで自作予約管理ツールを作る際のポイント

8-1. 「できるだけ日本語で、具体的に」伝える

Claude Codeは、日本語での指示にも十分対応できます。プログラミング用語が分からなくても、

  • 現場の運用
  • 紙やExcelで今どう管理しているか
  • スタッフにどう使ってほしいか

といった情報を、そのまま文章で伝えるだけで問題ありません。「○○のような画面」「△△のような挙動」といった曖昧な表現も、AIがよしなに解釈してくれます。

8-2. 一度で完璧を目指さない

最初から完璧な予約管理システムを作ろうとすると、どうしてもハードルが上がります。Claude Codeを使うときは、

  1. まずは一番シンプルな形で動くものを作る
  2. 実際に数日〜数週間使ってみる
  3. 「ここが使いづらい」「この操作を減らしたい」と気づいたら、その都度AIに修正を依頼する

というスモールスタート&改善のサイクルがおすすめです。

8-3. バックアップとテストを忘れずに

自作ツールは、自由度が高い一方で、バックアップやテストを自分たちで意識する必要があります。

  • コードはGitHubなどで管理し、万が一のときに戻せるようにする
  • 大きな変更を加える前には、必ず複製を作ってテストする
  • 本番データとは別に、テスト用のダミーデータで動作確認する

これらも、やり方が分からなければClaude Codeにそのまま質問しましょう。GitHub連携の方法や、環境を分けるコツなども、ステップごとに教えてくれます。


9. まとめ:Claude Codeで「自店舗専用」の予約管理を実現しよう

本記事では、Claude Codeを使って飲食店専用の予約管理ツールを自作する流れを、できるだけ分かりやすく解説しました。

  • Claude Codeは、AIに指示しながらアプリを開発できる環境
  • プログラミングの専門知識がなくても、要件を日本語で伝えることでプロトタイプを作成可能
  • まずは「予約登録+一覧表示」など最小限の機能からスタート
  • localStorageで小さく始め、必要に応じてクラウドDBへ拡張
  • 検索・フィルタ・席数管理など、飲食店ならではの機能も段階的に追加できる

「うちの店の運用に合った予約管理ツールがない」「現場目線で細かくカスタマイズしたい」と感じているなら、Claude Codeを使った自作ツールは非常に相性が良い選択肢です。AIと対話しながら少しずつ改良していけば、現場にフィットした“自店舗専用システム”を無理なく育てていけます。

実際の画面操作や具体的なプロンプト例は、以下の動画でも詳しく解説しています。あわせてチェックしてみてください。

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